8月6日から9日まで、県政調査会が県庁にて開催されました。6日は県政振興調査会、7日は振興環境・社会基盤整備調査会、8日は健康福祉・教育治安調査会、9日は産業振興・農林水産振興調査会で、主要事業の進捗状況について理事者より説明があります。議員はそれぞれに地元の問題や現場の声を伝えようと、活発に手をあげて意見を言います。
私は地元の「あいち航空ミュージアム」を振興部に、「子育て支援について」を教育委員会に、「イクメン・イクボスについて」を産業労働部に、それぞれ質問いたしました。
第一の「あいち航空ミュージアム」についてですが、昨年11月にオープンして8か月を過ぎますが、入場者数が目標の半分を少し過ぎたところd伸び悩んでいます。今後さらに入場者数を伸ばすための具体策について問いました。
次に子育て支援ですが、幼稚園・保育所では延長保育があり長時間預かってもらえるのに、小学校入学と同時に午前中で帰る期間が、約1か月にも及ぶ「小1の壁」が未だに続いている現状をなんとかしてほしいと訴えました。女性の就労を進めるのに、それがネックになって仕事の継続を諦める人もいるのです。
最後にイクメン・イクボスについて、子育て世代の男性の働き方を見直してほしいと当局にお願いしました。核家族化が進み、3世代家族はわずか5.8%、核家族は60.7%という現在、父親が帰ってくるまでの時間を母親が一人で子どもの世話や家事をこなす、さらに母親が仕事を持っていたとしたら・・・にっこりと笑顔で子育て出来るでしょうか。私だったら無理。だから、県庁職員の子育て世代の男性・女性を週1回や19日(育児の日、ハグミンデー)だけでなく、もっと早く帰る日数を増やしてみては、と提案しました。
「女性の活躍社会」と立派な課題を掲げていても、現状は全く昔と変わっていないし、男性の意識改革も大幅に進んでいない。言動と行動が伴う政策をもっと進めてほしいと要望しました。4日間を終えて、次回は2回の政調会でさらに問題を絞り、知事に要求いたします。